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本格的に衣装を作りたい、プロ並みに衣装を作ってみたい
直線ミシンは高速で馬力のあるミシンで・・・
そんな時は、まず、直線ミシンだけでも 職業用に変えてみましょう!!
直線ミシンといえば、家庭にあるコンピューターミシンが思いつきますが、家庭用は複数の縫い仕様があり、ポータブルで持ち運びが楽です。 使わないときは押入れにしまい込めるというコンパクトなメリットがある半面、、、 しまい込んでしまうと 出し入れが面倒となってしまうのがデメリットです。 心当たりのある方はたくさんおられると思います。
子供の入園準備で、上履き入れや、巾着、雑巾などを作るために購入し、意気揚々 ルンルン夢いっぱいで、模様を入れ、名前を刺繍し、パッチワークし、その時以降は押入れの奥・・・という 経験があるのは私だけではないと思います。
一歩上を目指したい方は 職業用ミシン を
私がおすすめするのは 職業用直線ミシンです。 直線に特化しているのでパワーがあります。
厚地の生地、薄い生地、高ストレッチ素材など、素材の特性に適応するだけでなく、
- 糸目調子が安定している
- 高速で馬力がある(ボビン釜、送り、押さえが工業用レベル)
- 補助テーブルをセットしたら生地を広げ安定して縫える
- フットコントローラー付きなので両手が使える
- ひざ上げレバーで押さえの上げ下げが楽
- 自動糸カッターがある
- わりとリーズナブル
- オプション部品がたくさんある
などなど、少し本格的に洋服や衣装を作りたい方には、お勧めです。
私は、直線ミシン、二本針オーバロック、千鳥ミシンは 工業用を譲り受けて使っています。 これらのミシンは工場で実際に使っている足のしっかりした、油タンクのある超本格ミシンです。(古いですが)
工業用のパタンナーをしているときに サンプル作成をしてメーカーに提案していた名残でそのまま使っています。
先ほど言ったように テーブル足が太くてしっかりしているので、アトリエ、工房などの作業ができる決まった部屋に固定しないといけません。 また、電力は動力を使っています。 油もミシン本体の下に溜めていますので、これらを並べると、まさに工場となります。
そこまでせずとも、デスクにセットして使えるのが下に紹介した職業用直線ミシンです。 オプションで専用テーブルもあります。
サイズ | 幅498mm・高さ338mm・奥行き218mm・重さ13.0キロ |
色 | 白 |
商品説明
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●針板はJIS工業規格に準拠●アタッチメント取り付けコマ●ベアリング軸受け●補助テーブル●ツインライト式照明●工業用カシメ穴天秤●オプショングッズも充実 ●ひざを使って布押さえができるニーリフト |
【付属品】
基本押さえ、三つ巻き押さえ、ボビン×4、付属ケース、DB針(#14×2本、#11×3本)、ねじまわし×2、クロスガイド、油さし、ニーリフト、糸こま押さえ、糸こまホルダー、ブラシ、取扱説明書、補助テーブル、フットコントローラー
ほかにオプションで部品を組み合わせれば、
コンシールファスナー付け や、一定幅にステッチが入るような押さえや、ボタンホール用、などたくさんのオプション部品や、 アタッチメントがあります。
押さえは簡単に交換できます。
ミシンのアタッチメントは‥
私がよく交換して使う「アタッチメント」は
- レザー押さえ=特殊な生地、滑りにくい生地はこちらの押さえにし、さらにシリコンを塗ったり、薄紙をひいたりします。
- 細押さえ=突起のあるものの淵を押さえるとき
- ステッチ幅が一定に縫える段差になっている押さえ = 3mm、コバ用など
- パイピング用アタッチメント= 本文下段に紹介しています。
- コンシールファスナー用=コンシールファスナーとは、表からは縫い接ぎのように見えるファスナー開きのことです。
レザー押さえ + コンシールファスナー押さえ を使ってファスナーをつけた画像が・・・ ⇓ これです。
なかでも衣装制作に、お勧めアタッチメントは、パイピング用のアタッチメントです。 とてもプロっぽい縫製をしてくれます。 これは下に紹介した、押さえ送り を交換します。
(22mm~ 24mm 布の厚みによる )幅 のテープ状にカットした布をラッパに通すと 見事に6mm程度に4つ巻きして パイピング始末をしてくれます。 ミシンショップ内では「バイヤスカットで!」 と書かれていますが、薄地は縦地、または横地カットでOKです。
スピードも格段に速いのも 職業用の特長です。
パイピングのアタッチメントで仕上げた衣装
スカート裾回りを黒でパイピング
縫い代なしで裁断したら そのままテープをパイピングしていくだけです。 ただし、始点と終点の始末は必要です。 縫製工程は十分考慮してください。