マスクは作らないつもりでした。が、需要拡大はとどまらず、いまだに手に入らないマスク様 消耗品でもあるので、なおさら… ならば、もう少し作ろう!! 家族のために・・・
なんでもいいから、マスクが欲しいという人もいるかとは思いますが、 命に係わるものなので、私は安易にハンドメイドマスクを売る気にはなれません。
個人的な、考えなので、販売をしている方々のことを批判しているわけではありません。 世の中には需要と供給があり、 ハンドメイド品を販売するのも 「世のため、人のため」ですから。。。。 クリエイターの基本的立ち位置ですよね。
しかし、私としては、マスクは自分と家族、私の責任の負える範囲でできる人のため、そして、ハウツーで、何かのお役に立てれば、と思っています。
と、いうことで…。
今回の材料は以下の5点
- 前回、ニットで作った同じパターン 布は綿麻
- 市販のバイヤステープ
- 包帯テープ 7㎝くらいが理想
- ドレープテープ 4mm
- ラッピング用ワイヤー
パターンは四角17.5cm×16cm
上端から3cm 3cm と合印、 下からも同様に3cm 3cmと合印を入れます。 この合い印は、裏面にチャコペンで印を入れます。 この位置を裏面から山折りにし、プリーツのひだ奥線にします。
生地は 衣装の残布、 その他資材はメーカーからいただいたサンプル品、 買ったのは、ラッピング用のワイヤーと、包帯テープです。
基本的に量産の癖がついているので、テープ使いを好みます。 裁断せずとも、縫いながら手元でハサミカットできるからテープ物は時間短縮できるからです。
包帯テープは7cmくらいあれば、唇を覆えます。 端始末は既成のバイヤステープを使いました。 既成のバイヤステープは両折れになっているので、縫い代の基準になります。気に入った色や柄がない場合は、布をバイヤス(45度線上)カットし、テープメーカーで自作もできます。
耳紐は、合皮を使いました。 ゴムやウーリースピンを使いたいところですが、 おしゃれ性を持たせたかったので チャレンジしました。
頬のすき間をなくし、ぴったりとフィットさせることで、外気を吸い上げにくくすると思います。 包帯ガーゼを当てているので、その辺のすき間を埋めてくれます。 しかし、あくまでも「おしゃれマスク」なので機能は後回しになってしまいます。
政府から届く布マスクを内側に重ね、カバーマスクとして使うこともできそうです。
では、裁断からミシンの工程を動画に収めましたので ご確認ください。
あくまでも「おしゃれマスク」なので、参考になれば、幸いです。
裏打ち包帯テープを2重にしたり、ポケット仕様にしたり フィルターマスクや、政府からの支給のマスクの上に、装着すると、おしゃれと、機能が両立すると思います。