演目のテーマや表現に適した「ダンススカート」は、どんな形や素材が良いのか? 弊店の衣装での特徴を解説してみます。
サーキュラースカートの魅力!!とは?
ベーシックなスタイルは、フルサーキュラー360度で、いわゆる1円ですよね。真ん中をぐるりと、くり抜けばできちゃいます。
関連記事【3色段重ねのサーキュラースカートを作ってみよう!】製図を解説 も360度の形状で作っています。 ご確認ください。 ウエストはギャザーにして、裾をアシンメトリーにした3色の段重ねのスカートです。
さらに、特徴をいかしながら、バリエーションを増やしていきます。
素材の特徴を生かしたサーキュラースカートは、
- ジョーゼットを使えば、エレガントで、ドレープがやさしく舞いあがり、エアリーな感じになります。
- トリコットを使えば、 落ち感があり、足にまとわりつく感じが得られます。
- チュールを使えば、ロマンチュチュ風のバレエ衣装のような形状になります。(下段画像、Youtube動画)
- サテン、オーガンジーなどもかわいらしいスタイルになります。関連記事【プルオンのチュチュ風スカート】のパターンと縫い方
使い方は無限大です。
下段の画像とYoutube動画は、チュールパニエを内蔵した、ロマン風のぷっくりとしたスカートです。 ウエストは5㎝幅のゴムを貼り付けた、ギャザーサーキュラーとなっています。
クラシックなスタイルですが、 ポップなキャンディーのような、ピンク、黄色、水色などの様々な色のスカートを作りました。 シアターダンスのステージでは とっても存在感があり、華やぎました。
Youtube動画は パターンの説明をしています。
パターンの度数を変えてフレアーの形状を決めましょう!
動きのあるフレアー感を、計算しながら作れるのが、サーキュラースカートの面白さです。
衣装クリエイターとしては、ダンサーが動いた時にどんな風に見せられるのか? 妄想しながら作っています。 思い通りか? あちゃー失敗!なのか? 想像以上なのか? 結果を楽しみにしています。
弊店では、サーキュラーの形状は、2分の1円(180度)を最小としています。 最大は2円の720度も作りました。 それぞれ、素材や、演目のテーマに合わせてパターンを作っています。
ヘビー顧客様は、動画や、写真を送ってくださいますので、ウハウハで見せていただいてます。 ご活躍の情報の載ったサイトや、Youtube、 テレビ放映などなどを観たりしながら、 ワクワクしながら、サーチをしては、精進しております。
ダンサーの足にどんな感じでまとわりつくのか? どれくらい舞い上がるのか? どんな動線を描いているのか?などインプットしています。
サーキュラースカートさえ、押さえておけば、どんなダンスにも使いまわせるでしょう!組み合わせる 素材、着丈、度数だけをチョイスするだけです。