「MYショーツの作り方、総レースのショーツが型紙通りに裁断したら、1時間でできちゃう!!」 じゃじゃーん!! 型紙の販売サイトを立ち上げました。 まずはこちらのアイテムから・・・・
https://mintki.stores.jp/items/5ee1fed75157626adb00f952
あなただけの、高貴でエレガントなショーツを作ってみませんか? 元、下着アパレルのデザイナー兼パタンナーの筆者が、封印を解き、久々の下着作り!! 何か?心境の変化があったのでしょうか? 「総レースのショーツを作りました。」 下着パタンナーが作る簡単なショーツの作り方と、レースの扱いを解説します。
ストレッチレースを使って、総レースショーツの作り方
今回は、ストレッチレースを使用しています。 レースの両端にスカラ(レース端の山谷の畝こと)というのがあります。 レースの扱いやすいところは、このスカラのおかげで、端始末をしなくてよいことです。 ただし、裁断する場所によっては、山になるのか、谷になるのかで、寸法が狂ってしまいます。
しかし、解消する方法はあります。 レースの特徴を生かしながら、使いこなしていきましょう!
総レースのショーツの特徴
総レース使い なので、ゴムは使いません。 ウエストも足口もレースのスカラを利用したパターン(型紙)に仕上げています。 上の写真を見て、特徴がわかりますか?
長所を挙げるならば…・
- マチ部のゴム当たりがないので肌に優しくタッチされます。
- 脇接ぎがないので、腰骨に当たる縫い目の違和感がありません。
- お尻の段差が解消され、アウターに響きにくい。
という特徴があります。
今回のスタイルは、やや浅め履き(上辺ラインは腰骨あたり)のシルエットになります。 (総レースを使ったショーツは、スタイルの形状、パターンによってさまざまに変化できます。 前履きこみを深くしたり、ブラジリアンなスタイルにしたりと、レースの特徴を生かした操作が可能です。)
今回のスタイルは、「やや浅め履きペンタゴン(5角形)スタイル」とでもいいましょうか! 型紙は4ピース作りました。
パターンは レースのピース3つと 裏打ち1ピースの計4ピースです。
- 胴体
- 後ろ下
- マチ部
- 裏打ちには 綿100%の天竺を使用しました。
レース、資材を買う方法
レースを買う方法はアマゾンや楽天はもちろんのこと、資材のWEBショップや手芸店でも買えます。 今回のレースは 谷~谷の幅で 12.5cm 山~山で14cmの物を使いました。 幅が広ければ、深履きのショーツにできます。 下の画像のように、ウエスト上辺に向かって、延長線上に裁断してください。
レースは、ストレッチ混を選んでください。 ポリウレタンや、スパンデックスといった繊維が、混紡されているものを選んでください。 参考までにレースのショップを掲載します。
ミシンの種類
ミシンは3種類使用しました。
- 二本針オーバーロックミシン (糸は スパン80番 2本、 ウーリー2本)
- 本縫いミシン (糸は レジロン60番)
- 千鳥ミシン(ジグザグミシン) (上糸レジロン 下糸ウーリー)
動画で縫い方を、確認してください。 型紙通りに裁断し、合印をきっちりつけることで、縫い始めると、簡単スピーディーに縫いあがります。
総レースショーツの縫い方(工程)
動画で縫製工程を確認してください。
- 裁断するときに、前マチ接ぎ部分や、裏打ちの止まり位置など、合印を入れておくと、基準点となり、スムーズに縫い進められます。
- 胴体部分と後ろパーツを重ねるとき (動画 11分辺り)はレース谷から0.7cm重ねを意識しています。 本縫いは小さめの運針で谷直線縫いしています。
- その後、千鳥縫いで、山~谷とうねりながら、スカラの端を追うように押さえ縫いします。
- レース幅やスカラの大きさによっては、接ぎ位置の距離が合わない場合があります。 レースの山になるか?谷になるか? 予測がつきません。 そんな時は、レース山の端を織り込んで。縫い距離を合わせます。
型紙の販売
まだまだ、総レースのショーツの型紙(パターン)は、いろんなスタイルで作っていきたいと思います。
関連の動画もアップしています。⇓ やや幅が広いレースで作っています。
レース巾が狭いタイプ(着丈の都合上11cmが最小限界幅となります)
興味のある方は Youtube のほうも、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
励みになります。
注)レース起点とは、レース端の山谷スカラの谷のことです。 動画と型紙のレース起点位置が違いますが、型紙のほうに合わせてください。(そのほうが作りやすくなっています) m(__)m
ではでは~~~ Let’s make your own shorts.
Mintでした~~~~