ストレッチ素材で作るダンス衣装
伸びる素材は縫いにくくて難しいという誤解!!
伸びる素材は縫いにくくて 敬遠される方がとっても多いですが、 いえいえ、めちゃ簡単です。
まったく問題ない!! と言いたい。
ストレッチ素材の中には 切りっぱなしできるものもあり、素材を生かして、 そのままの表情を利用できる。 なんて手間が省けてラクチンなんです。
ダンスの衣装はとにかく、体の動きに合わせなくてはいけないから、できるだけストレッチ素材が望ましいですよね。
弊店の顧客様は、ほとんど10代の学生さんなので、スタイルがとってもいい!!美しいスタイルを ぼってりした衣装で、見場悪くすることはNGです。 ダンスの表現が綺麗なまんま、より綺麗に見せられるなら、ストレッチ素材で表現するしかないでしょう!
ミシンの種類と工法
まず、 手始め、お名刺代わりに、過去に作った衣装の縫い方を解説しますね。 写真で切り貼りしてて、見づらい個所もありますが、おいおい、投稿に慣れてくるかと思います。 お付き合いませ。 m(__)m
画像のミシンの種類は工業用ですが、家庭用でも同じようにできます。糸はニット用を使ってくださいね、
ミシンは本サイトの別記事に投稿しましたので ご参照ください。
二本針オーバーロックミシンは、カットソーには必須のミシンです。 縫いながらかがってくれるので、ワン工程で仕上がります。 私は布帛でもカットソー工法で仕上げていますのでこのミシンは大変重宝しています。 工業用とポータブルの両方持っています。
本縫いのミシンは家庭用でも十分縫えますが、 馬力とスピードは職業用にはかないません。 量産することを考えているなら、少し高くてもこのような職業用をお勧めします。
ユニタードワンピースの縫い方です。
創作ダンスや、ジャズダンス、コンテンポラリー系ダンスに使えそうなアシンメトリーのユニタード(オールインワン)の形状の衣装 ⇓ の作り方です。
エリ作り、肩を縫い袖をつける
襟端をオーバーまたは本縫い
→ 返して端縫い → こんな感じになります。
肩をオーバー →
続いて身ごろと袖をオーバーで接ぎます
オーバーと書いているのは 二本針のロックミシンの事です。家庭用ではベビーロックが有名です。 4本糸で二本針 (スパン糸2本、ウーリー糸2本が基本です) ↓ これがベビーロックです。 私が使っているタイプです。 私はこれを裾の巻きオーバー専用に使っています。 また後日 使い方を報告しますね。(余談になりました)
袖下から脇までを縫う
前身ごろを上に重ねて 脇~袖口までオーバー
片袖と、背中開きのゴム始末
千鳥とはジグザグミシンのことです。 糸調子は注意深く確認用です。
襟をつける
パンツの股下を接ぎ、身頃とパンツをジョイント
そして 縫い端など始末し・・・上身頃 パンツ スカートをウエストでジョイントしたら、、、茶色の素材はツーウェイトリコットなので端始末無しの切りっぱなしで、、、、
ネック後ろにスナップボタンをつけて出来上がり!!
記事内で紹介をしたミシンは ⇓ のこちらです。