着なくなったTシャツや、端切れが残ったニット素材をショーツに生まれ変わらせます。 前回、「超簡単に作れるショーツの作り方」と題した記事を書きました。 その中で型紙の紹介と縫い方を紹介しました。 今回はその型紙を利用しつつ、デザインをアレンジしたものを紹介したいと思います。
Tシャツを解体し、ショーツにする方法
Tシャツは半そでで大丈夫です。 いたって普通(デザイン接ぎなどの無いTシャツ)の形状のものを用意してください。 メンズくらいの大きさがあればベストですね。
Tシャツを用意したら、以下の点を確認してください。
素材の確認
① 脇についている洗濯タグを確認してください。
- 綿100%
- 綿95%、ポリウレタン5%
このように書かれていれば ばっちりです。
② その次に、生地を伸ばしてみましょう。
- 横に伸びますか?
- 縦にも少し伸びますか?
- まったく伸びないのであれば、使えません!!
Tシャツを解体し、裁断します。
ほとんどのTシャツは 脇に接ぎがあります。 そのまま利用することも可能ですが、ショーツを作った際に、意図しない所に接ぎ線がきてしまい、着用時に違和感が出てしまいます。
実際にTシャツをローライズショーツにリメイクした動画があります。ご覧ください。
原型になる型紙を、アレンジしてラインの修正をしています。 ざっくりと、以下の図の赤、青、緑の3色線に修正しています。。
生地を裁断する際は、伸びを確認してください。 横に伸びがあるか?、ヒップが入るか? 必ず確認してください。
Tシャツ生地のゆとり分を確認しながら 脇線の角度と縫い代を調整してください。 修正の仕方は動画内にもあります。 ご確認ください。
(脇の縫い代は含んでいません。) パーツが入りきらない場合は 脇接ぎの位置をずらすなどして、入れ込んでください
型紙は併設している ショップからダウウンロードしてください。 有料となっていますが、ご了承ください。
https://mintki.stores.jp/items/5f30187eafaa9d292a2b1da0
ショーツの縫製工程
ウエストと、足口のレースは、ストレッチレース1.5㎝幅くらいのものを用意してください。 ピコゴムでもOKです。
裁断が完了したら、縫います。 工程は・・・
- 後ろマチの袋縫い 二本針オーバー
- 前マチの袋縫い 二本針オーバー
- マチの端ミシン
- 足口レース付け 千鳥ミシン
- 右脇接ぎ 二本針オーバー
- ウエストレース付け 千鳥ミシン
- 左脇接ぎ 二本針オーバー
- 各、糸始末縫い
- モチーフ付け 仕上げ
変化を加えたアレンジ編
ウエストはゴム始末、足口レースは2分の1カットにした レースのスカラ谷 を身生地に沿わせながら、伸ばしながら千鳥ミシンをします。
製図は 以下のように修正します。
こちらも 動画を作っています。 ご覧いただくと一目瞭然です。
https://youtu.be/j9Ilbzmdmec
以上、ローライズのショーツ型紙を利用して、2タイプのアレンジを紹介しました。
追々 作っていきたいと思います。
今回はここまで…・ Let’s Sewing ! To be continued! Mint でしたーーー!
https://menuet-dance.com/high-waist-shorts/