インナーのアパレルで長い間仕事をしてきた私ですが、日本のアパレル中に各ブランドがあり、当時はシーズンごとにテーマを企画し、扱うレースメーカーさんに図案を起こしてもらい、レースを開発するところからスタートしました。 コストがかかるのは仕方がないことですよね。 今は知りませんが、、、、
1.型紙を使って作ってみましょう!
今回のショーツはタンガというショーツになり、その中でもブラジリアンタンガと呼ばれる、お尻部分の半分くらいのを覆ったハイカット形状になります。 いわゆるブラジルのサンバからの由来かと・・・ 認識していますが??? どうでしょうか?
タンガショーツとは…
お尻部分を覆わないスタイルのことを言います。
ソング、Tバックとも言われますが、その形状も様々あります。 一般的にTバックショーツといえば、想像しやすいですよね。
過去動画で紹介していました同スタイルですが、 今回はリクエストがあり、型紙を新作しました。 型紙ショップに新作型紙をアップしています。 ページ下段にリンクを貼り付けていますので、興味があったらご購入くださいね、 ダウンロード版なので、すぐにお手元のデバイスにお届けできます。
A4用紙7枚組になっています。
今回のショーツは総レースでゴムは使いません。12㎝幅(レーススカラの谷~谷の幅)のストレッチレースを使います。
約1・8mでスタイリッシュでセクシーなブラジリアンタンガショーツが 簡単にできちゃいます。
https://youtu.be/tDsEOR8rUBg
↓ このショップから 型紙をダウンロードできます。 ご自身のパソコンやスマホなどのデバイスにダウンロードできたら、コピーアウトしてくださいね。
ショーツ作りの準備と手順
では、始めます。
1. まず、コピー後に縮小または、拡大されていないかを 確認してください。5㎝角のメジャーを用紙に記載していますので、実測してください。 (縮小または拡大していたら、コピーで倍率を整えてくださいね。)
2. 型紙(A4)①と②を 破線部分で貼り合わせてください。
今回作るのは、過去動画で作ったものも同じ形状です、レースが違うだけでこんなに表情が変わります。 前回の動画は↓ こちら(ややマイナーチェンジしています)・・・
ストレッチレースはレーススカラの谷から谷までの幅を12cmの物を使っています。
もし、幅が広いストレッチレースを使う場合は、履きこみ丈が長くなるはずです。 なので、ウエスト部のパーツ(①+②)裁断に気を付けてください。 下辺の長さはいじらず、印付けも型紙通りにつけてください。 そして、上辺部は、前中心、後ろ中心の延長線上に切り上げてください。
逆にレース巾が狭い場合も①+②の下辺部分はいじらず、そのまま裁断してください。 また、⑤のパーツが入らないので角度を変えてスリムにする方法↓
または、レースを重ね縫いしてパターンに合わせるかの方法をとってください。
レース裁断時は、レース起点(レーススカラの谷位置)をめどにして 左右の柄合わせをしてください。
柄は横向き?上向き?など最初に確認しておいてくださいね
詳しくは 動画をご確認ください。 型紙、裁断、縫い方までを撮影しています。 トルソーに履かせたスタイルで履きこみなどもご確認くださいね
使用した資材は、
- ストレッチレース(谷~谷巾12cm)(スカラ7mm): 約1.8m
- 裏マチ:綿100%の40か、60天竺(ニット) 同色または、ベージュ系 生地幅×30cm程度もあれば、何個でも作れます。 または、着なくなった肌シャツなどのご利用ください。
ショーツの縫い方
Mサイズ
仕上がりサイズ
・ウエスト上り 約62cm
・総丈 27.5cm(前中心からマチ下まで)
では、縫い方です。
縫製工程は・・・・
- 前後パーツをウエストレースに0.7cm重ねて千鳥ミシン【返し針要】
- 前中心接ぎ
- 裏打ち、裏マチ端始末
- ③を前身に重ね、千鳥ミシン 【マチ部はやや伸ばしながら】
- 後ろ中心接ぎ
- マチ端ミシン
- 後ろマチ接ぐ
- ⑦のカラ環始末しつつ押さえ縫い
- 後ろ身カラ環始末縫い
- 仕上げ
裁断から縫製までの詳細は、上記に記載した動画をご覧ください。