数年前に20着ほど作ったバレエ発表会の衣装を 追加で受注しました。
久々のチュール使い・・・・ 型紙とレシピを引っ張り出して制作しました。
レオタードをベースにしたチュチュ
何度も試行し、試作した結果、この形状にたどり着いたチュールスカートです。オリジナルで考えたスカートの構造を説明します。
動画内でもコメントしていますとおり、 30dのチュールを3層にしてパンツに縫い付けています。
レオタードチュチュの画像紹介
ビスチェタイプのベロアレオタードにパープル配色のチュチュ
ピンクと水色のチュールをグラデーションに使った、紫の配色にしたチュチュ!!
黄色のひまわりのような、単色使いのレオタードチュチュなどを作ってきました。
チュチュの構造
動画内 3:32分 ころ からスカートの裁断をしています。
ドーナツ状にしたパターンを作って、A、B、C と3層のスカートを重ねています。
- C、が一番下に付くチュチュになります。 ドーナツ状の円を、2枚重ねます。
- B、は薄色チュールと濃い色チュールを、ドーナツ状の円、1.5個を輪につなげて 重ねます。 Cより1.5cm長く裁断します。
- A、は濃いチュールと、オーガンジーをドーナツ状の円 1個ずつ 重ねます。 Cより4cmほど長く裁断します。
これらを順番に段々にチュチュを重ね縫いしていきます。 動画 5:58 分ころから
スカートのキャザー上りは、ヒップの寸法より少し大きいくらいにしておきます。 パンツに縫い付けるときは、等分して、ピン止めをし、パンツを伸ばしながら本縫い付けします。
本格的なビスチェチュチュではありませんが、 ジュニアさんバレエのクラス発表会では、デコレーションを変えて 何年も何度も舞台に登場してもらっています。
レオタードの型紙は、ちびリーナさんの90サイズから大人Mサイズまで作っていますが、 市販のレオタードをトップスとボトムに切り分けて、チュチュをはめ込むこともできます。
スカートのギャザー量と、スカート丈のバランスを考えながら 作ってみてください。