2023年7~8月に行われた高校ダンス部夏の大会で見事に2大会で優勝!!
すっかり有名強豪校になりました 10数年来の顧客様
2023年は創作ダンスの歴史ある大会では悲願の優勝を果たしたうえダンスタでも優勝、そして夏最後の大会でもあったDCCでは首位同点で2位という素晴らしい結果となりました。
斬新な演出と、構成、フィジカルなダンスパフォーマンスは度肝を抜かれます。 そして、美しく力強く、気品に満ちた演目です。
DCCでのダイジェスト動画がこちら ⇓
ダンスタ優勝の副賞で 「レジェンド東京」の舞台へのオファー!!
わたしはWEB配信で観ました。 照明も入り素晴らしい舞台でした。もう、プロ!!
フルの動画がこちらです。 ⇓
そして年末には、とあるイベントからオファーがあったそうで追加の衣装を数着制作しました。 その他、数々のイベントに花を添えた素晴らしいダンスパフォーマンスチームです。
毎年、こちらのダンス部の衣装制作は 4末~5月初旬くらいから徐々にスタートしていきます。この年はグラフィックアーティストさんのブルーの絵を大々的なモチーフにしたいとのことで、ダンス部顧問と、グラフィックデザイナーさんと、私の3者でLINE打ち合わせを幾度となく重ね 作り上げました。
グラフィックデザイナーさんは こちらの ⇓ 美しい方です
プリントする素材を決めるまでに、2転3転し、やっと決めたのがなんとツーウェイトリコットでした。 レオタードなどに使う生地なので重みがあります。 さらに今回のシルエットはフルサーキュラーです!! しかし、1枚ではプリントが透けて見えてしまう(´;ω;`)
スカート裏にプリントを隠しておくのが今回のダンスの特徴なので、もう1枚同様素材のトリコットを重ねなければならなくなり、さらに重量が… (´;ω;`)
とにかく スカートの裁断に長い長い時間を要しました。 プリント200m(4反)と無地が約150m 全部1枚裁ちという根気のいる作業でした。
ボトム部分は スカートだけでなくパンツもあり、今回はブーツカットに仕立てました。 左足はフルレングス、右足はショート丈・・・・これも柄のテイストを合わせるため1枚裁ちしました。💦
ボトムの裁断が終わったあたりで もう仕事のほとんどが完成したような気分になったのを覚えています。💦
おかげでトップス部分のスムーズなこと!!
チーム衣装つくりの手順は
- 4月末から打合せ~デザイン画~サンプル資材の確認と買い付け
- 5月上旬までにデザインサンプルをMサイズで作り試着
- 代用プリントで2回目、3回目とデザインのサンプルを修正
- 採寸の報告を受け、サイズ振り分け(7サイズ)
- 量産資材の発注と見積り
- プリント到着
- 6月頭ころまでに各サイズ先上げ~納品~試着
- サイズの振り分け調整(7サイズ)
- 7月1週目全数制作~納品(全数47着)
大まかにこんな感じです。 5月から7月第1週目くらいの約3か月くらいで仕上げていきます。
今回はプリント加工という工程があったことで、顧問も私もスケジュールでドキドキしましたが、何とか間に合いました。
8月末のDCCの舞台は有明ガーデンシアターで、私も観戦!! アリーナの前から2列目を高校ダンス部の保護者の方にプレゼントいただき、かぶりつき 😛
とにかく広い会場にびっくりしました。 スポンサーがいっぱいの大イベントでした。
顧問とコーチの大会引率用パンツもお仕立しました~~~