デザイン

【リリカルな衣装って???どうしよう!】と、困ったときは。。。

ダンス大会のカテゴリーに「リリカル」というのがあるのですが、抒情的(叙情的)なことを指すようです。 じゃあ、その抒情的(叙情的)とは‥‥?なんなんでしょう? 

mint
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リリカル部門に出場します。 お衣装をお願いします。と、言われたりします。 テーマは○○です。 というように。。。。その、表現を衣装に取り入れたい。 ということですね。 はい、わかりましたーーーーー????? 💧 

 

これが難しいんですよね。 まず、言葉から調べます。

リリカルとは

叙情 … 叙情抒情、じょじょう)について、大半の国語辞書では「感情を述べ表すこと」を指し、叙事(事実を述べ表すこと)の対義語とされるが、各分野に置いて若干意味合いが変わる。 広義では非常に感慨深い様子、対象に対して情緒溢れるものを感じること、胸が締め付けられるような切なさを超えた深い感動を指すもの。

 Wikipedia より

なんとなく わかったよーな ??? わからんよーな???

しかし、衣装クリエイターとしては、何か提案しなければならない!! そんな時はまず、素材=生地を探してみます。 普段はストレッチ系の着心地を優先したものを提案するんですが、 感慨深く情緒あふれる・・・ などというフレーズに結びつくものはなかなか見当たらないので、 

そんな時は ジョーゼットを使います。 

ジョーゼットにもいろいろな種類があります。 

基本的には、デニール(糸番手)でその繊細さが変わります。 糸の種類によっても様々ではありますが、 おおよそ、薄手は50D ややしっかり目は75D・・・ この辺を使います。

3種類の特徴あるデザインをご覧ください。

以下の動画にスライドショーしてみました。

  • 透け感を意図的に出しているワンピース(タイトル写真:シースルーワンピース)50D 
  • アシンメトリーにカットした大人の女性風 (重ね縫い)やわらかめの75D
  • やや甘さのあるベビードール風のワンピース (重ね縫い)やわらかめの75D

「ニュアンスのある衣装」とタイトルしています。  個性と、表情をご覧ください。すべて、コンテンポラリーダンスの衣装として製作しました。

 

ジョーゼットを使うことで、 ドレープの流れるようなしなやかさと、繊細で女性らしいエレガントな表情が出てきます。  

繊細な素材ゆえ、耐久性はあまり強くありません。 また、バイヤス方向には目が開きやすく、裁断は左右対称には裁てず、縫製は苦戦を強いられます。 

裾始末をするときには一旦、トルソーに着用させてから、裾上がりのバランスを確認し、そのあとで裾始末をします。 数時間置いてから。。。。ということも頭に置いておく必要があります。 繊細な織布なので、縫い目からはサクサクとさばけてきます。 なので、対策と創意を凝らします。

などなど、デメリットもありますが、 それを置いても、このような表情を出してくれるジョーゼットは、ダンス衣装には欠かせません。

 

動画掲載以外にも このような衣装があります。 

75Dのややしっかり目のジョーゼットをスカートに使い 

トップス部はストレッチ素材のレオタードワンピース

50Dのプリントのあるジョーゼットのスカート。 

下にチュールを重ねています。 トップス部はストレッチ素材のレオタードワンピース

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ジョーゼットはリリカルの表現に ピッタリでしょ!! というコーナーでした。^^   では、では~  Let’s make Dance Costumes!  Mintでしたー

ABOUT ME
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【ダンス衣装クリエイター】Mintです。  四国の田舎に暮らし、自宅アトリエで一人でコツコツダンス衣装を作っている 「カットソー専門、ひとりアパレル」です。 創作した衣裳で、全国のパフォーマさんが活躍する姿を楽しみにしています。 当ブログでは、衣装つくり13年以上の経験と、デザインから製作する過程や苦労話、カットソーの大胆かつ繊細な作り方をお伝えしていこうと思っています。プロフィール記事は↓ 【ダンス衣装クリエイター】mintです。  プロフィール記事  

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